コトコトこけし博2015、無事に終了しました。
なぜか毎年雨がふるこけし博・・・、嵐をよぶこけし博・・・、
今年も初日のお昼くらいまで大雨でひやひやしましたが、
みなさま寒い中、ほんとうにたくさんのご来場ありがとうございました。
今年は過去最多のお客さんが並んでくださいました。
昨年の反省から、入場制限をしながらの受付にさせていただいたので、
初日お昼くらいまでは長い時間お待たせしてしまった方も多かったかと思います。
津軽こけし館さん出張販売会場の第一会場、
少しでもゆったり見れるようなご案内を目指しましたが、
それでもやはり、見にくかった方も多かったかもしれません。
でも、並んでくださっている方たちが自発的に5人ずつ前に出てきてくださったり、
それ以降の方が路地の端に並んでくださったり、
とても穏やかにお待ちくださったのでほんとうに感動しました。
ご協力いただきありがとうございました。
オープン直後のマヤルカのようす。
今回、ゲスト工人として青森からご来場いただいた長谷川健三さん。
健三さんのこけし絵付け指導も大人気で、二日間ずっと、ほぼ満席でした。
健三さんとのお話も、みなさん楽しまれていたようです。
毎回、絵付けコーナーのサポートをしてくださる、
大阪こけし教室の浜ちゃんにも感謝です。
それから、毎年大人気のカガモクさんのワークショップ。
こちらも盛り上がっておりました!
参加者さんの絵付けしただるま落とし。すばらしい完成度!
初日夜のトークもありがたいことに今年も満席。
ご参加のみなさま、お楽しみいただけましたでしょうか。
健三さんのあったかい青森弁に魅了された方も多かったようです。
和気あいあいと、楽しい時間になりました。
工人さんや青森を知ることで、
こけしや東北はうんと身近になります。
ご興味ありましたら、ぜひ来年もご参加ください。
第二会場の遊空間では、こまひとみさんのネイル絵描き屋さん、
北浦和也さんの似顔絵木彫りこけしも大好評!
うきうきとうれしそうなお客さんの顔がたくさん見られました。
ネイルは、ちっちゃな爪のちびっこたちにも人気のようでした。
そんなこまさんが描いてくれたこけし博絵日記。
ああ、楽しかった二日間が詰まっていて涙が出ます。。
お庭のフードコーナーもにぎわっておりました。
二日間出店してくれたポーポー屋さん、夢バクさん、
寒い中お疲れさまでした。
そしておいしいおいしいごはんをありがとうございました。
二日目は、おやつ処おもちと胡椒餅も。
どちらも美味しかったな〜〜。
今年はクッキーやケーキなど、最高に美味しい焼き菓子も豊富でした。
二日間、わたしも会場走り回っていたはずなのに、
終わってみれば、美味しいものに囲まれてお腹まわりがだいぶ肥えていました・・・。
今年初登場!の、
豊来家玉之助さんの太神楽曲芸、笑福亭右喬さんの寄席も満員御礼!!
ありがとうございました。
毎年楽しみにしてくれている方も多い、ちんどん通信社さん。
今年も豪華編成でライブに練り歩きにほんとうに素晴らしい演奏をありがとうございました。
マヤルカ前の路地を笑顔と楽しい音色で登場したちんどんさん。
ちっちゃな女の子との即興コラボもあり、感動的な盛り上がりをみせていただきました。
ちんどんさんの作り出す場の一体感、今年も最高に楽しかったです。
遠く、青森から、毎年たくさんのこけしを連れて来てくれる津軽こけし館山田さん、
今年もありがとうございました。
京都でもこけしに会いたい、という小さな思いからスタートしたこけし博。
山田さんと、協力してくれる方々のおかげでたくさんの方が楽しみにしてくれるイベントになったなあと、
感動しています。
それから、ここでしか出会えないような、
驚くほどすばらしいこけし雑貨、作品の数々が一同に会するのも、
このこけし博ならではではないでしょうか。
毎年、ほんとうに楽しんで作ってくれているのが伝わる、
ユニークで愛らしい雑貨や作品や、貴重な品々を届けてくださるみなさま、ほんとうにありがとうございます。
そして毎年、すばらしいデザインでばたばたの主催者を支えてくださる由美子さんにも、
感謝してもしきれません・・・!
みなさん、お気に入りのこけしに出会えたでしょうか。
こけしはどれも、工人さんの手でうまれる世界にひとつだけのもの。
産地によって特徴が違うだけでなく、
工人さんによっても、それから作る時期によっても、
素朴な表情や胴模様がほんとうにたくさんのことを物語ってくれます。
「この子と目が合って・・・」
と言って、離れられずに購入を決める方も多いように思います。
知れば知るほど、あったかくて奥深い世界です。
ぜひ末永く、愛でてもらえたらうれしいなと思います。
こけし博オリジナルキャラクターのコトコちゃん。
ご来場おみやげのオリジナルタオルと、
お客さんが作ってプレゼントしてくれたコトコちゃんはんこ。
タオルは早速、京都の銭湯などで使ってくれた方もいたそうで、なんだかうれしいです。
東北から遠い関西でこけし博を開催する意味を、いつも考えています。
ここでしかできないことがきっとあると信じて、
主催者、スタッフ、みんなで協力して駆け抜けました。
来年もまた、京都でお待ちしています。
こけし博がみなさんのいろんなスタートのきっかけになりますように。