先週は急なお葬式のため、実家に帰っていました。
胸がいっぱいになったけれど、先月さいごに、おじいちゃんと会えていたのでよかった。
だけど今思うと、
いつもと少しだけまわりの空気の感じが違っていたような、
ひと月前のおじいちゃんのようすを思い出します。
そしてこれまであまり知らなかった、
久しぶりに会う親戚たちの話やおじいちゃんおばあちゃんの歩んで来た人生の話を聞いて、
おとなになった自分の立ち位置を思い、
期せずして自分のルーツをたどるような数日間となりました。
いまこのときに、
おじいちゃんがわたしに残してくれたメッセージのような、数日間でした。
さてさて、
昨日、日曜まで開催していた「スーフルフルフル古本市vol.1」の搬出をしてきました。
おいしいお昼ごはんで旅の疲れも癒された!
会期中の二週間、ほんとうにたくさんの方が来てくれていたそうで、
足をお運びくださった皆さま、ほんとうにありがとうございました!!
「マヤルカ古書店」としては初の!関西イベント出店でしたが、
マヤルカの本もたくさんの方のところに旅立ってくれたようですごくうれしいです。
(オンラインショップのオープンは、まだもう少しかかりそうです・・・)
わたしはいつも、
イベントに誘ってもらうと自分の中、からよりも、
本が置かれるその場所やそこに集う人のことを頭に思い浮かべながら本を選びます。
そうして本を選んで、
さらに自分や誰かを頭の中のその場所に置いて、
そこに並んだ自分の本を手にとるところまでイメージして本の値段をつけていくので、
値つけにもすごく時間がかかります。
だからイベント用の本を一日値つけした日には、
もう夜ごはんも作りたくなくなるくらいぐったりしている・・・(笑)
そして夜は夜で、
なんだかどきどきそわそわしていていまいち眠れない。。
だけどそんなわけなので、
「ここでこの本が誰かの手元に旅立ってくれたらうれしいなあ」
という、思い入れのある本も多いのですが、
今回はそんな本がたくさん旅立ってくれていました。
遊びに来てくれた皆さま、
たくさん店番してくれていた出店者の方々、
そしてそして、誘ってくれたスーフルさゆりちゃん、
ありがとうございました◎
それから!
ご報告が遅れましたが、
23日(日)に一日イベントとして開催した、
「スーフル×マヤルカ×いちかわともこのフルフル縁日」も大盛況の一日となってくれました。
企画をフライヤーに間に合わせられなかったので、
告知も行き届かず、さゆりちゃん、いちかわさんにはご迷惑をかけました・・・。
どきどきさせてごめんなさい。
ツイッターでの告知をリツイートしてくださったり、
遊びに来てくださった方々に、ほんとにほんとに、
こころから感謝の気持ちでいっぱいです。
縁日のようす。
店内にてるてるぼうずをたくさんさげました!
想像以上にかわいく、テンションあがりましたよ〜〜。
景品はいちかわともこさんオリジナル。
はずれの水笛も、意外とたのしいんですヨ・・・。
古本みくじを受け取る店主。
スーフル特製縁日メニューは、
チョコバナナ、パンケーキ二種、フランクフルト。
チョコバナナもパンケーキも最高においしかった!!
わたしは美味しさが忘れられず、
翌朝も自らパンケーキを焼いてしまったほどです。
それほどまでにパンケーキの口?になってしまう美味しさでした。
いちかわさんにデザインしてもらったかわいい古本みくじは、
わたしがパラパラと古本をめくり選んだ一節を載せたもの。
こちらが意外にも好評だったので、
これは引き続き続けていきたいと思います。
そして夕暮れからは、
ななつきぐもさんのフルムーンリーディング。
食堂スーフルの二階が、
窓の外から聞こえる喧騒や、
夏の夕方特有のなんだか懐かしいような風、
それからスーパームーンを目前にしたちょっとした高揚感とともに、
すごく幻想的なステージとなりました。
ななつきぐもさん。
てるてるぼうずをつけてくれました。かわいい!!
ふたりの紡ぐことばと音楽が、素直にすっと、こころに入って沁みわたる。
きっと、
日々の小さな感動や気づき、それからいやなこともぜんぶ、
受け入れてことばにしているからなんだろうと思います。
わたしも、ことばを大事にしていこう、と思いました。
もっと言っていかないといけないし、
たくさんのことばを聴きたい。
みんなでテーブルを囲んで、おいしいごはん。
誰もが、ここに居たいからここに居て、
美味しいごはんが食べたいから丁寧にしっかり作られたおいしいごはんをもぐもぐ味わって、
すてきな時間を共有した人たちと話をする。
なんていい夜だったんだろう。
いま思い出しても、
奇跡のようにきらきらしていた楽しい一日でした。
何度言っても足りないくらいですが、
ありがとうございました。
一日限定のつもりで始まった、
チームフルフル縁日は、
この夏いくつか、出張させていただくことになりそうです。
フルフル縁日の、移動ミニお祭り。
小さいけれど、手づくりの楽しい時間をお届けできますように◎