ご報告遅くなりましたが、
「よくばりコトコトこけし博2013」無事に終了しました!
行き届かないところも多々あったことと思いますが、
会場ではほんとうにたくさんの笑顔に会えることができました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
会場に遊びに来てくださった皆さま、
バタバタな主催者をほんとうに強力に支えてくれた皆さま、
めまいがするほどかわいいこけしグッズたちを作ってくれた出店者の皆さま、
二日間、看板娘としてがんばってくれたこけしねぶたの「京子(ケイコ)」と
銭湯での雑貨販売を可能にしてくれた棚を作ってくれた京都造形芸術大学の皆さま、
遠くからアドバイスと声援を送ってくれた皆さま、
会場を提供してくださり、温かな毒舌で私たちを励まし、
何から何までよくしてくれた錦湯のお母さん、
そしてそして、青森からこけしの嵐を起こしにやって来てくれた
阿保六知秀工人と津軽こけし館山田さん、
ほんとうにありがとうございました!!
そしてこのたくさんのご縁をつないでくれた、
愛すべきこけしたちにも感謝!
「こけし」の共通項がなかったらたぶん集うことはなかった、
豪華すぎる皆さんと過ごした二日間は宝物です。
少し長いですが、
こけし博レポ、どうぞお付き合いください。
初日朝。開幕を待つ、寺町丸太町下ル錦湯。
今回のために、型染め作家の関美穂子さんが作ってくれた銭湯のれんがはためきます。
のれんをくぐると、
京都造形芸術大学の学生さんたちが作ってくれたこけしねぶたの「京子(ケイコ)」がお出迎え。
この愛くるしい笑顔になんど癒されたことか・・・。
ろくろ線がわりに描かれた京都の市バスもかわいい。
夜長堂井上さん撮影の写真を拝借。
なんてすてきなコラボ!お気に入りの一枚です。
中に入ると、女湯脱衣所に広がるのが津軽こけし館さんブース。
津軽系をはじめとする全11系統のこけしたちが勢ぞろい!
今回のために、山田さんががんばってくれました。
実際に東北へ足を運んでも手に入りにくい工人さんのこけしも並ぶこの豪華なラインナップに、
山田さんの「関西の人にもこけしの魅力を広めたい!!」という気合いをひしひしと感じ、涙が出ます。
大人気のこけしガチャもやってきました。
夜長堂井上さんのがんばりで、貴重な第一弾も!!
女湯浴室は、もう悶絶のこけし雑貨コーナー。
入口はSubikiawa食器店さんがおしゃれに、そしてシュールかわいいこけしグラスで飾ってくれました。
アクセサリー、紙もの、食器、キャンドル・・・わたしも初めてみるような、
かわいすぎるこけし雑貨たちの数々。この品揃えは奇跡だと思う!出店者の皆さんに多謝!!
奥には関美穂子さんプロデュースのわんこ釣り。
飾りつけもやばいです。関さん天才〜!
かつて山奥に暮らし、村人たちとの不思議な交流を続けていたという木地師にまつわるミニゲーム。
こちらも二日間、大人気でした。
景品があっという間になくなってしまったので、初日夜に夜なべして作り足したほど・・・!
小さな扉を通って男湯に抜けると、人気のカガモクさんコーナーと・・・
圧巻の中古こけしコーナー!!
KOKESHIEN!さん、大阪のカナリヤさんがとにかくたくさんの中古こけしを送ってくれました。
こちらはどちらも、売上の一部を東日本大震災の義捐金として寄付させていただきます。
ジャーン!!…て感じ。笑
はなめがね本舗×modernaさんのこけし文庫。
こけし本に加え、modernaさんのご協力によりバリエーション豊かな郷土玩具や武井武雄関連本が並びました。
西荻窪にオープン予定の郷土玩具と紅茶のお店、「西荻イトチ」の伊藤さんのチャイと、
今回、かわいすぎるフライヤーと会場内の案内板などもすべて手がけてくれた姉崎由美子さんによる
青森のリンゴジューススタンド。
ついついボルテージの上ってしまうこけしだらけの会場で、
ゆったり休憩もしていただけるスポットでした。
喫茶コーナーに並ぶ、
お菓子屋てふてふさん、仙台つばめどうさんのこけしスイーツたちも大人気で、
あっという間になくなってしまいました。
二日目に登場したyugueさんのお菓子もすぐに売り切れてしまったので、
目に出来なかったという方も多いかもしれません。
そしてついに、オープン・・・!どきどき・・・
うれしいことに、オープン前からたくさんの方に並んでいただきました。
混乱なくオープンできたのは皆さまのおかげです。
オープン直後から大盛況の津軽こけし館さんブース・・・と、ちょっと驚く山田さん。
男湯では、湯船の中にもしっかり入ってこけし選んでくれています。
こちらは男湯脱衣所。ワークショップ&絵付けのコーナーも大賑わいです。
カガモクさんの豆こけしワークショップ開催中。
子ども向け羽子板作りは湯船の中で。かわいい羽子板がたくさん出来ました!
そして一日目は、ちんどん通信社さんが寺町をちんどん練り歩いてくれました。
趣のある寺町通りとちんどんさん、合うなあ〜。
通りでも大人気だったようで、驚くほどたくさんのお客さんを引き連れて帰ってきてくれました。
会場でのミニライブも盛り上がりました!
記念撮影。楽しかった〜〜
そしてちんどんさんからの・・・、こけし手品!
笑顔がほんとうにすてきなミスター中條のこけし手品、
こちらも大人気でした!ちびっこも大興奮。
会場内がしあわせな気持ちでいっぱいになった瞬間でした。
600人近いお客さまが遊びに来てくれた初日が終了し、
二日目最終日も高らかにオープン。
入り口の招き猫もだいぶ盛られています!
二日間、貴重な実演をみせてくださった六知秀さん。
六知秀さんの手から魔法のようにスルスルと生まれるこけし。
皆さんも見ていただけましたでしょうか。
六知秀さんの熟練の技をこの京都でみられるというしあわせ。
わたしもついつい仕事を忘れ、見惚れました。子どもたちも興味津々でしたね。
二日目は、ワークショップ会場を浴室内に。
消しゴムはんこ作り。講師の黒猫屋さんのこけしはんこも大人気で、商品は完売!
絵付けも終始大にぎわい。
絵付けコーナーは、両日ともに大阪こけし教室仲間にお手伝いいただきました。
お二人とも普段から作品を作られているだけあって、すばらしい絵付け指導!
ほんとうにありがとうございました!!
大阪こけし教室の会員さんには、ほかにもほんとうにたくさんのご協力をいただきました。
二日間遊びに来てくださった方も。。涙
絵付けコーナーでは、かわいいオリジナルこけしがたくさん生まれました。
二日間のこけし博、印象的なかわいいお客さまもたくさん!!
手作りというこのこけしバッグ、欲しい〜〜!
こちらは主催のわたしたちが青森で出会ったかわいいもの、
それから大当たりの六知秀さんのこけしが詰まったロッカーくじ。
大当たり出ましたよ〜〜うらやましい!!
あっという間の二日間が終わり、イベント終了後の二日目夜。
待ちに待ったトークショーです。
おみやげは六知秀さんの限定こけし、
西荻イトチさんの紅茶とyugueさんのお菓子。
西荻イトチの伊藤さんは今回、お菓子に合うお茶を、と特別にブレンドしてくださいました。
伊藤さんの紅茶、すごくおいしいのでお店のオープンが待ち遠しい!
錦湯こけし、それから関美穂子さんのパッケージもほんとうにかわいい。
参加してくれた皆さんが、
六知秀さん山田さんと過ごしたこの夜のことを、ずっと忘れないでいてくれますように。
男湯脱衣所に紅白幕をかかげて始まったトークショーは満員御礼!
六知秀工人のこれまでのこと、こけし作りのこと、
それから山田さんには、こけしについてや一部では「第三次こけしブーム」と呼ばれる現在についてお話いただきました。
ラストには六知秀さんからのサプライズ!
信長の最期の地となった本能寺に近い会場にあわせて、「人生五十年」の浪曲を披露してくれました。
写真は歌詞の解説中です・・・。
トークショー直前に、六知秀さんがこっそりと毛筆で書き出していた直筆の歌詞もすばらしい!
気さくでサービス精神旺盛、楽しい六知秀さんのお話を、参加者の皆さんも楽しんでくれていたようです。
ぜひ六知秀さんや山田さんに会いに、たくさんの方に青森へも足を運んでいただきたいなと思います。
そして終了。ほんとうに楽しかった〜〜。
改めて振り返ってみても、夢のような二日間でした。
会場に来てくださった方やツイッターなどでこけし博の様子を見守ってくださっていた方からも、
うれしい感想をたくさんいただいています。
ほんとうに、皆さまのおかげで前回以上の盛り上がりをみせてくれた最高のこけし博となりました。
よくばりな主催者のわがままにお付き合いいただき、
一緒に盛り上げてくださってほんとうにありがとうございました。
またどこかで、お会いしましょう。
こけしのこ、「これからも」
こけしのけ、「健康で」
こけしのし、「しあわせに」!!
(六知秀さん伝説の乾杯挨拶。合ってるかな・・・?)